西大和山の会       2009年度 山行報告

信貴山
2009年4月5日  例会山行 《参加者/9名》 
【コース】 
     元山上口駅(8:20)〜清滝地蔵(9:10)〜千光寺山門前(9:15)〜西の覗き
    (10:00)〜鳴川峠(10:25)〜十三峠・昼食(11:38〜12:00)信貴山休憩所
    (13:30)〜のどか村(14:20)〜高尾山(15:43)〜JR柏原駅(17:00)
 今日のコースは登山というよりハイキングという軽い気持ちで家を出る。花曇りの中、近鉄元山上の駅から住宅地を抜け、千光寺への緩やかな登り道。清滝地蔵の滝を過ぎて、急な坂を少し上ると千光寺の山門前に着いた。まさにハイキングと思いきや、千光寺の境内の、一番奥の行場である鎖の付いた大きな岩が前に立ちはだかる。  大きな一枚岩で、表面が濡れていて滑りそうなので、私は脇道を登ったが、何人かの勇者は岩に挑戦された模様。脇道も結構険しい。上の縦走路に出るまで、鎖や木の根っこを頼りに苦労してよじ登った。千光寺は、静かな昔ながらの集落のなかの厳かな雰囲気の寺で、役行者が山上が岳よりも先に開いたという伝えで元山上と言われる由。寺の横にユースホステルもある。
 縦走路に出て、途中の分岐で西の覗まで往復し鳴川峠へ。鳴川峠からは信貴・生駒スカイライン沿いのハイキングコースを行く。 スカイライン沿いの桜はまだ少し早いが、それでも綺麗で充分楽しめる。右下に霞んだ東大阪の街が見える。時々、車の暴走音が響き、合間に可愛い小鳥のさえずりも聴こえる。なだらかな道。まさにハイキング。 途中の十三峠の十三塚の辺りで少し早い昼食を取り、元気を出して次に目指すは信貴山。 一時間半の長い道程を経て、花見客で賑わう信貴山の休憩所に到着。そこで少し休憩した後、とっくり湖の吊橋を渡り家族連れで賑わうのどか村を越え、また再びアスファルト道から山道にはいる。
 最初の恩智越えの道から、分岐で左の道を行き少し下って次の分岐で又左に登っていく辺りが分かりにくかったが、リーダーのSさんが良く憶えておられたので無事柏原へ到着できました。
 延べ、8時間半。距離にして26キロ。(Fさんのデーターから)途中昼食に30分、時々の休憩を差し引いても、歩き通した7時間でした。でも、柏原まで頑張って歩いた甲斐がありました。
 最後の高尾山の桜は、午後の光を浴びて美しく輝いて見応えのあるものでした。
 (当日のコース変更の為、降車駅が変わり、自転車で来られたFさんには、ご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした。春爛漫の福貴畑には、また機会があればご案内 させて頂きたいと思っています。)  
  E.Kat.

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