西大和山の会     2009年度 山行報告

2009年5月10日 搬出訓練
白 山  【参加者】 8名 
                        
【コース】 近鉄朝倉駅9:00〜不動寺9:55〜白山10:00〜不動寺前10:15〜13:00
       〜近鉄朝倉駅14:50

  概略
   県連主催の搬出訓練に参加、近鉄朝倉駅より白山まで、杉の樹林帯を登ると自然林に出たが、又樹林帯の中へ、ピークを
   過ぎると不動寺にでた。右方向だと巻向山へ、直進しすぐに白山:486Mに到着。花崗岩のもろい岩肌が露出しており、強い
   直射日光が照りつける。もとにもどり、その下の不動寺前で搬出訓練、資料にもとづき1人・2人・多数の場合の搬出方法の
   説明があり、4班に分かれ、ザックを利用した搬出方法を体験し、実施体験に移る。
    ザツクを逆さにして、負傷者を担ぎ、下山する、適当な距離にて交替しながら、下山し体験する。
    今回のザックを利用した搬出方法は一番手軽で、距離的にも稼げることが分かったがやはり実際となると大変で救助し易い
    場所までの搬出移動が限界である。結局、1人ひとりが細心の注意を払って、事故を起こさない事が重要であることを再確認
   した訓練でした。                                           
       (記:T・S)   

  朝から晴れていてハイカーの為の搬出救助講習会には調度良い天気となりました。
   大和朝倉駅から白山に向かって歩いていると、どこかで見たような光景だと思っていたら祖父の墓の横を通り過ぎていった
  ので驚きました。ここまでは、何度も来ているのですが、ここから先に山があるとは知りませんでした。
   白山の頂上には、10時位に到着しましたが、もう一度奥不動寺前まで引き返してそこで搬出救助講習会をすることになり
  ました。講習会では、一人でけが人を移動させる方法や二人で移動させる方法、または、ザックや服を使って背負って搬出
  する方法やストックと敷物を使って担架をつくって搬出する方法を説明してもらい、昼食後にそれぞれ班に分かれて実際に
  搬出救助をしてみることになりました。 
   私たちの班では、ザックを使って搬出をすることになりました。この時の為に大きめのザックを持ってきていたので役に立って
  良かったです。搬出の方は背負う人と背負われる人、前で指示する人、後ろで支える人、背負う人と背負われる人のザックを持
  つ人などそれぞれ役割を決めて交代で墓の近くまで下ろしました。
  私は体力がないので主に背負われる方にまわりましたが、背負われる方も変に力が入って筋肉痛になってしまいました。

  今回の搬出救助講習では反省会でも意見が出ましたが、担架は場所を取るので広い道なら良いが狭い山道には向いていない
  ということです。そうすると、一番適しているのは、ザックを使って背負って搬出する方法になるのですが、これは体力がいる上
  に長時間持続するのは無理で最低でも4〜5人の交代要員が要ります。
   つまり山に行くときは最低でも4〜5人のパーティでなければ搬出救助できないと言うことです。これらのことを常に頭に入れて
  山行に取り組んで行きたいと思います。                                           
(記:S・T)
 
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