西大和山の会     2009年度 山行報告

大峰の山 釈迦ヶ岳(1799.6m)
2009年6月9日 自主山行《参加者/3名》 
 【コース】 新登山口(09:15)〜旧登山道出合(09:45/09:50)〜行者の隠し水(10:41/10:54)〜奥駈道出合(11:01/11:02)〜
        ▲釈迦ヶ岳(昼食)(11:08/11:46)〜馬の背(11:52/11:55) 〜孔雀覗(12:43/12:46)〜鳥の水(12:59/13:11)〜
        孔雀覗(13:21/13:23)〜馬の背(14:11/14:14)〜▲釈迦ヶ岳(14:19/14:34)〜行者の隠し水(14:45/14:51)〜
        新登山口(16:11)
 大峰山脈南部の主峰、釈迦ヶ岳へ最も手軽に登れる旭口からのルートを体験。世界遺産登録の影響もあってか、ここ数年の間に急速に整備が進んだコースで、かつて前鬼から苦労して到達していたのがうそのようである。一面バイケイソウの広がる気持ちの良い尾根を、鋭く尖った大日岳を右に眺めつつ辿れば、満開のシロオヤシオの森をぬけ、やがて千丈平近くの水場に達する。豊富な清水に喉を潤し、少し歩を進めれば奥駈道出合い、そこから程なくして釈迦ヶ岳 の頂に立つ。あまりの容易さに、いま少し奥駈道の核心に分け入ることにし、馬の背、橡ノ鼻、両部分け、さらに孔雀覗を過ぎ、鳥の水を味わって引き返した。進むにつれ相貌を変える釈迦の姿を楽しみながら、鹿の群れが横切るさわやかな笹原をたどって、初夏の静かな山を堪能した一日であった。              (記:T・F)

西尾根から望む釈迦ケ岳

岩塊を頂いた大日岳がのぞく

山頂の釈迦像の前で

山頂より七面山の岩壁を望む

北側尾根より見上げた釈迦

倒木を越えて

孔雀覗からはるか下に五百羅漢

やっとたどりついた鳥の水

霧に煙る釈迦

両部分けの岩場より七面山を望む

馬の背より孔雀岳方面を振り返る

シロオヤシオ

イワカガミ

こちらをうかがう鹿
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