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木曽駒ケ岳山頂下部より頂上小屋(2009/07/24/15:03) |
【コース】 (前夜発、木曽駒高原スキー場にて仮眠)
【1日目】 木曽駒高原スキー場(06:20)〜林道終点(06:55)〜四合目半(水場)(07:51/08:21)〜七合目避難小屋(10:13/10:31)〜八合目(水場:昼食)(11:36/12:17)〜玉の窪小屋(13:40/13:59)〜▲木曽駒ケ岳(14:41/15:01)〜頂上小屋(テント泊)(15:14)
【2日目】 頂上小屋(05:11)〜▲中岳(05:19/05:22)〜宝剣山荘(05:30/0540)〜宝剣岳登り口(05:43/05:45)◆ここまでで撤退〜<中岳巻道>〜頂上小屋(06:09/07/41)〜<駒ケ岳頂上巻道>〜玉の窪小屋(08:17/08:24)〜七合目避難小屋(10:00/10:23)〜木曽駒高原スキー場 (12:26) |
東の駒ヶ根側からロープウェイを使えば手軽に登れる木曽駒ケ岳。しかし今回は西側から、かつてのメインルートのひとつ、「福島Bコース」を辿った。木曽駒高原スキー場が出発点だが、一名の先行者をのぞいて、頂上まで他の登山客に会うことはなかった。静かな道程に中央アルプス最高峰の大きさを実感した山行きとなった。
七合目避難小屋を過ぎるあたりから青空がのぞきはじめ、八合目での食事のあと、雪渓がのこる岩場を越えれば、高山植物の咲き乱れるカールの上に木曽駒の頂が勇姿を現す。北アルプスも見える。ガレ場を急登し玉の窪小屋に達すれば、宝剣の険しい岩場から三の沢岳までの見事な展望が開けた。
中央アルプス唯一の幕営地、頂上小屋前にてテント泊。酒宴に続きうどんすきの夕食。ところが夜半から霧が濃くなり、テントをたたく風雨になかなか眠れない。
翌朝、激しい風雨の中、サブザックのみで出発するも、宝剣山荘で撤退を決断。稜線上の強風に悩ませられながらも無事玉の窪小屋まで下り、昨日とは様変わりした景観の中でほっと一息。あとは尾根をはなれて風も風もおさまり、予定より大幅に早く下山した。 (記:T.Fuj.) |

最初は林道歩き |

力水を補給、まだまだ登りが続く |

霧が晴れ、稜線が見え出した |

まだ雪渓が残っている |

登っては下るが延々と続く |

雪渓の跡にショウジョウバカマ |

あとわずかで稜線に |

明日の目的地三の沢岳 |

明日越える宝剣岳の岩壁 |

玉の窪小屋から頂上を望む |

頂上はあと少し |

風雨に耐えて咲くコマクサ |
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