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空木岳南稜より、雲海に浮ぶ木曽御岳を望む(2009/08/17/06:10) |
【コース】(前日夕方発、道の駅大桑にて仮眠)
《1日目》 伊奈川ダム上登山口(05:30)〜金沢土場(06:58/07:04)〜うさぎ平(林道終点)(07:26/ 07:34)〜六合目・吊橋(08:47/08:58)〜仙人の泉(10:16/10:34)〜八合目(昼食)(11:16/11:50)〜木曽殿越(木曽殿山荘)(13:16/1330)〜▲空木岳(15:40/15:52)〜駒峰ヒュッテ(泊)(15:59)
《2日目》 駒峰ヒュッテ(05:44)〜▲空木岳(05:54 /05:59)〜▲赤梛岳(07:15/07:24)〜▲南駒ケ岳(08:11/08:31)〜▲仙涯嶺(09:51/10:01)〜▲越百山(昼食)(11:25/12:03)〜越百小屋(12:35/12:40)〜水場(13:40/13:53)〜伊奈川ダム上登山口(16:50) |
先回7月の木曽駒につづき、埼玉の方と共に中央アルプスは南部の縦走。秋の高気圧に覆われた二日間は最高の山行日和となり、中央アルプスの木曽駒、宝剣はもちろん、北アルプス・南アルプスの山々、御岳や恵那山、さらには富士山にいたるまで、360度の見事な展望に酔いしれた。稜線ではついつい山座の同定に足を止めてしまい、ために予定より遅れ気味となることもしばしばであった。
2日目、最後のピーク越百山への登りの途中でヘリが2度飛来、旋回して捜索活動の模様。越百山頂でも警察や避難小屋管理の方々とお会いする。一週間前、宝剣から空木・越百へ向かった単独行の女性が行方不明とのこと。通過した可能性のある登山道を全て歩いて捜索されているらしい。我々は幸い好天に恵まれたが、一度崩れれば、逃げ場のない稜線は危険この上ない悪路と化すだろう。最高の環境の下に無事下山した我々も、長大な行程ゆえやはり脚の負担は大きく、筋肉痛など後遺症は一週間続いた。(記:T.Fuj.) |

六合目の吊橋、ここから急登が続く |

めざす空木岳が姿を現した |

最後の水場、木曽義仲の力水 |

宝剣へ続く尾根 |

北アルプスの山々も見える |

空木岳頂上直下は岩場の連続 |

やっと着いた空木岳山頂 |

快適な避難小屋駒峰ヒュッテ |

暁に浮かび上がる南アルプス、そして富士山 |

素晴らしい眺めの稜線を赤梛岳へ |

南駒の頂上はあと少し |

仙涯嶺の険しい岩場を行く |
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