《錫杖岳》 なだらか坂道、川のせせらぎは初めのみ、しばらくすると急坂が続き植林の中を頂上に向かって登る。
頂上には巨岩があり、あいにく曇っていたが、南に伊勢湾、北に鈴鹿の稜線、西に青山高原、眼下には錫杖湖が水を湛えて
いました。僅かの休憩の後下山開始。七合目から振り返れば今登った錫杖岳が紅葉に包まれて初冬の装いを見せていた。
《霊 山》 この山には驚かされた。山道の両側にはお地蔵さんが並び中腹には魔崖仏、五輪塔、石仏が続くあたりまさに霊山の
風景。見るもの一つ一つ驚き、木々のすれる声を聞きながら、道は歩き易くいつのまにか頂上に着いた。 (記:Y・S) |