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| ～登山の運動生理学講演会～ 奈良県勤労者山岳連盟主催 2020年6月27日（土）13:00 大和郡山市市民交流館 こころとからだに“効く”登山 |
| 講師：豊田 ふみよ（奈良県立医大准教授） |
| 【講師からのメッセージ】 登山は健康に良い。よく耳にしますね。日頃山に親しんでいる皆さんは、実感として受け止めていらっしゃるかもしれません。では、具体的にどう良いのでしょうか？登山は無理なく長時間持続できる理想的な有酸素運動です。この有酸素運動は心肺機能や血管機能を強化し、動脈硬化、肥満、高血圧といった生活習慣病を抑制します。また、筋力アップにより免疫機能や柔軟性を高めます。また、ストレス解消、脳の活性化をもたらし、最近では認知症予防の有効性まで指摘されています。しかし、「良い」だけでしょうか？登山中私たちは大自然の厳しさにさらされています。対策をとっておかないと、身体に脱水、熱中症、低体温症、紫外線障害などの異常が生じ、命に危険が及ぶこともあります。 本講演では登山が人の心と体にどんな生理効果をもたらすのか、様々な側面から見ていきます。そして、快適で安全な登山とは何かを皆さんと一緒に考えたいと思います。 |
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