西大和山の会    2013年度山行報告

◆大峰の山   百合ヶ岳(大所山)
2013年6月16日(日)
例会山行2・ 参加16名

百合ヶ岳山頂付近に広がる美しいブナ林

 
 
◇コースタイム : 
物置小屋登山口P(8:47)→琵琶の滝(9:15/23)→登山道分岐(9:40)→
         女郎岩(11:00/10)→百合ヶ岳1,346m(11:35/12:12昼食)→展望岩(12:22)→
         下山道分岐(12:40)→石清水(13:02)→登山口P(13:50)

◇雨上がりの新緑とコアジサイやガクウツギの可憐な花を眺めながら、30分ほどで琵琶の滝に到着。
前日の雨で水量を増した滝が姿を見せる。ここからの登山道は予想以上の急登が待っていた。ロープが
張られた急峻な岩場も多く、極めつけの女郎岩では、左右の足を置く足場の確保に苦労する。女郎岩を
越えた先の尾根筋は一転なだらかで、ブナ林が美しい。長年の落葉がふんわりと積み重なった山道はフ
カフカの絨緞のよう。時折、林の切れ目から大峰の山々を望むことができる。百合ヶ岳山頂で昼食後、
下山開始。展望岩からは、その名の通り大峰の山々が望める。なかでも白鬚岳の尖峰が特徴的。面白そ
う。いつか登りたい。下山道は単調ながら、谷筋ではアカハライモリ、石清水では渓流に棲息するナガ
レタゴガエルの卵塊にも出会った。また、久々にアサギマダラの飛翔やアカタテハの吸水も見ること
ができ、大満足の一日でした。


 
登山口からの登り始めは暑い

 
約30分で琵琶の滝に到着。水音が爽やか。

 
谷川を横切る吊橋。Mさんの後ろは揺れが大きい?

 
谷筋から稜線へと急登が続く

 
女郎岩。足の置き場を探してよじ登る。


岩登りは、ひとりずつ慎重に! 

 
女郎岩を過ぎると、なだらかな自然林

 
大所山(百合ヶ岳)山頂に到着

 
見て、あちらに見えるのが、白鬚岳よ!!

 
尖峰が特徴的な白鬚岳

 
展望岩にて A班8名


B班8名。Mさん、後ろに気をつけて!!

  
百合ヶ岳で出会った花と生き物
 
コアジサイ


ガクウツギ

 
ウツギ

 
マルミノヤマゴボウ

 
アカハライモリ


ナガレタゴガエルの卵塊

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記録・編集:SK /  撮影:SK, KM, ET, KTs
  
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