西大和山の会   2014年度山行報告

大峰の山 山上ヶ岳 1,719.3m
2014年4月5日(土)
曇り時々雪
自主山行/参加2名

霧氷の向こうに五番関へ向かう奥駈道と勝負塚山への稜線を望む
(洞辻茶屋の南東、ポイント
1,523m付近から)
【コースタイム】清浄大橋(7:41)〜一ノ世茶屋跡(7:56)〜一本松茶屋(8:26/28)〜お助け水(9:03/05)〜洞辻茶屋(9:32/41)〜陀羅尼助茶屋(9:55)〜西ノ覗岩(10:28/ 30)〜大峰山寺(10:50/11:31)〜陀羅尼助茶屋(12:15)〜洞辻茶屋(12:28/39)〜お助け水(13:01)〜一本松茶屋(13:31)〜一ノ世茶屋跡(13:58)〜清浄大橋(14:11)
【歩行時間:5時間23分 / 停止時間:1時間07分 / 全行程所用時間:6時間30分 / 総距離13.0km / 標高差801m】

 ◇前日に予定していた伯母谷覗への山行が荒天で延期。翌日一時的な天候回復を狙って代替山行を計画、結果として男性2名しか残らなかったため、女人禁制の山へ行くことに。新雪と霧氷は予想的中、おまけに山頂付近では吹雪に近い状態となり、下界が花満開の季節に極寒の別世界を堪能した。

清浄大橋から、レンゲ谷の奥はるか上方に
まだ真冬の山上ヶ岳がのぞく

一ノ瀬茶屋跡を過ぎてしばらく
霧氷をいただく大天井ヶ岳が視界に入る

お助け水の祠は根雪からようやく姿をあらわしたところ
雪と木の手すりのわずかな隙間を通過するのは、我々にはちょっと苦しい!

標高1,400m付近でうっすらとした
霧氷が現れる

標高1,450m、洞辻茶屋の手前では、
とげとげの霧氷が登場

奥駈道との合流点、洞辻茶屋到着
雪は少なく新雪だけ

陀羅尼助茶屋手前から北部稜線を望む
稜線の北西側だけに霧氷が見える

北斜面の在来道は危険につき平成新道へ。油こぼしの南側付近
南斜面のため登山道上に根雪はなく、新雪と出来たての霧氷が幸運な我々を迎えた
 

在来道との合流点手前
新雪が深くなるが、アイゼンの必要はない
 

西ノ覗からは何も見えず恐怖感もない
日当たりが良いためかほとんど雪もない

龍泉寺宿坊が雪に埋もれている
戸開式までもう一ヶ月はないのに・・・

大峯山寺山門前
クラストした雪を時々踏み抜いて膝まで潜る

山上ヶ岳山頂のお花畑
風が強いせいか、積雪はあまりない

にわかに風雪が強まり
大峯山寺の伽藍が吹雪に煙る

奥駈道を柏木方面へ少し進むが
凍結した岩場の下りを前に引返す

下山開始
新雪がさらに積もった雪面を時々踏み抜きながら

平成新道の下り
凍った枝の間から洞川の街が

清浄大橋の女人結界へ無事帰着
雪もなく、地面も渇いている
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記録・コメント:T.F. / 撮影:T.F., K.M.
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