2014年度山行報告
奈良県連主催 ハイカーのための事故対応講習会 於:大和郡山市立少年自然の家(レクリエーションホール) |
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2014年5月11日(日) 9:00〜16:00 |
例会山行1 参加:西大和より9名(総計53名) |
![]() 講師の今井雅文氏(全国連盟遭難対策部所属)の話に耳をかたむける参加者 |
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◇有事に遭遇した登山者が求められる適切な対応について学びました。実技も参加、皆何らかを得て帰りました。(T.M.) | |
A:ドラッグ法による移動 | |
![]() 雨具を体の下に通して袖を入れます |
![]() 体重を後ろ向きにかけて、引っ張ります |
![]() 背後から直接腕をつかんで引っ張る方法も |
![]() これはかなりの力が必要です |
B:ヒューマン・チェーンによる搬出移動 | |
![]() 左列先頭の人の右手と右列先頭者の右手、さらにその左手と左列2人目の左手・・と順番につないでチェーンを作るシミュレーションを行います。 |
![]() 手と手をつなぐよりも、お互いが相手の手首をつかむと、仮に一方が手を放しても、チェーンが外れずにより安定したものとなります。 |
![]() 全員が同じ側の膝を立てて座り、被救助者の体の下で先ほどの手の鎖を作ります。 |
![]() 声をかけて、一斉に持ち上げますが、頭の方が少し高くなるように注意します。 |
![]() 先頭の救助者は、常に負傷者の頭部頸椎の確保に注意を払う必要があります。 |
![]() ヒューマン・チェーンの最少単位である3人での実演も行いました。 |
C:ザックを利用した搬出移動 | |
![]() ストック等をテーピングテープなどで固定し、クッションとしてマットなどを捲きつけてザックに固定し腰かける部分を作ります。 |
![]() 負傷者の体に接触する部分に、ザックの突起部分やストラップ留めなどの固い部分がこないよう注意します。必要に応じてタオルなどをはさみます。 |
![]() 立ち上がる際は、前から手を引っ張るか、両側から介助します。 |
![]() 負傷者の腰の位置を中心に、テーピングテープでリュックに固定します。 |
当日の配布資料(pdf文書) |
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---------------------------------- 記録:T.M. / 撮影:S.K., E.T. |
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