西大和山の会 山行報告

  夏山山行 北アルプス 燕岳2762,9M〜槍ヶ岳3180M
 
表銀座コースから見る槍ヶ岳
 2015年7月30(木)〜8月3日(月)  参加者 7名
 【コースタイム】 7月31日 曇り後晴れ
 登山口(9:17)〜第1ベンチ(10:00)〜第2ベンチ(10:30)〜第3ベンチ(11:03)〜富士見ベンチ(11:55)〜合戦小屋(12:45/13:17)〜燕山荘(14:50/15:20)〜燕岳(16:00/16:10)〜燕山荘(16:40)

 中房温泉登山口から出発、カエデやコナラの樹林から、カラマツの樹林をジグザグに登ると、第1ベンチ、第2ベンチ、第3ベンチ、富士見ベンチを過ぎて、少し傾斜が緩み、展望が開けると合戦小屋。ここで美味しいスイカを頂き小休止、先ずは燕山荘へザックをデポし燕岳への散歩。コマクサのお花畑を眺めながら、花崗岩砂礫の稜線歩き。奇怪な花崗岩塔の数々。今迄見たことのない世界が広がっている。 朝からの疲れが一瞬にして吹っ飛んだ。


中房温泉よりいざ出発!!

第2ベンチで一休み、大量の汗をかく

合戦小屋名物、スイカを頂き、出発

雲間が晴れてきだし、燕山荘が見えた!!

燕岳へ!!
 

燕岳山頂にて!!

 燕山荘へ到着、さあ、ービールで乾杯だ!!
  燕山荘〜〜ヒュッテ大槍  8月1日(土) 快晴
【コースタイム】 燕山荘(5:20)〜為右衛門吊岩(6:25)〜喜作レリーフ(8:18)〜大天井ヒュッテ(9:30/9:55)〜赤岩岳(11:40)〜ヒュッテ西岳(12:50)〜水俣乗越(14:22)〜ヒュッテ大槍(16:55)

 雲海に水晶岳、鷲羽岳、双六岳、赤岳、富士山が浮かんでる、快晴のもと、槍ヶ岳を常に見ながら稜線上を快適に歩く。
 赤岩岳を過ぎると前方に、涸沢雪渓や、北穂高の山頂に山小屋が見え、雄大な景色を堪能しながら西岳山腹を巻くと、ヒュッテ西岳。いよいよ東鎌尾根の悪場。
 梯子、クサリ、梯子が続き、西側が切れ落ちた稜線を歩き、小ピーク、鉄梯子を下ると、水俣乗越。ここから急坂になり槍ヶ岳は随分近い。でもまだまだヒュッテ大槍は見えない、長い長い梯子を下って又登ってピークに着く、疲れたが、変化に富んだ良い山行でした。


槍ヶ岳を目指して出発!!

 振り返れば、歩いてきた長い稜線上

昼前に雷鳥の親子が見られるとは珍しい

劔岳(中央)をバックに一休み

常念岳・槍ヶ岳分岐より岩稜帯を行く

 目指す槍ヶ岳はまだまだ遠い!!

 歩いてきた稜線を振り返る

 槍ヶ岳を正面に見ながら、一休み

やっと、ヒュテ西岳が見えてきた

いよいよ大下りの難所を下る
 
下った後、登る稜線が見えてゲンナリ
 
激下りを階段・梯子等の登り、降りを繰り返す!!
 8月2日〜3日 晴れ ヒュッテ大槍〜槍ヶ岳〜上高地
 8月2日 
【コースタイム】 ヒュッテ大槍(6:00)〜槍岳山荘(7:10)〜槍ヶ岳(7:40)〜槍岳山荘(8:35)〜天狗原分岐(11:30)〜水俣乗越分岐(12:50)〜槍沢ロッジ(14:05)
 
8月3日
【コースタイム】 槍沢ロッジ(5:50)〜横尾(7:20)〜徳澤園(10:10)〜明神池〜河童橋(11:30)

連日長時間の歩行となり、疲れもピークとなっている3日目。しかし雲一つない紺碧の空にそびえる槍ヶ岳を目指し「よーしもう一頑張り」と出発。頂を踏み北アルプスの名峰を一望。はるか富士山まで見渡せる360度の景色を堪能し、下山時には雪渓歩きも経験。最終日は梓川の清流沿いを歩きながら上高地河童橋に到着。4日間厳しい山行ではあったが、何一つ遮るものがない青空のもと、素晴らしい景色と共に縦走の醍醐味を経験できた山行となった。

朝焼けの槍ヶ岳!!

前穂高岳(右前方)を望む 
 
いざ、槍ヶ岳へ

岩稜帯を登って行く 
 
槍ヶ岳山荘にて

槍ヶ岳の穂先を目指して

ついに槍ヶ岳山頂踏破!!

北穂高・奥穂高・前穂高岳を展望

ヒュッテ大槍から登ってきた、岩稜帯を望む

 槍ヶ岳より下山、殺生小屋が見える

やっと西大和山の会の旗を出して

紺碧の空に槍ヶ岳を望む
 
 
青・白・緑を背景に!!
 
水俣乗越付近の雪渓を下る
 無事に河童橋に遂に到着!!お疲れさん!!
 写真/記録/キャプション》  T.Shi.
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