西大和山の会  2016年度山行報告  
   
◆大峰奥駈 Part V
行仙岳(1,227.3m)〜笠捨山(1,352.7m)〜槍ヶ岳〜地蔵岳(1,250m)〜東屋岳〜香精山
2016年10月29日(土)〜30日(日) 自主山行・参加6名 
   

A 行仙宿山小屋荷揚登山道を経て稜線(浦向道)に上がったあたりから、転法輪岳南東尾根を望む
中央最奥に大台ケ原 日出ヶ岳
10/29の軌跡図
(図中の番号・記号は掲載写真に対応しています) 

 
◆10月29日(土) 晴れ時々曇り
一昨年の春からスタートした奥駈縦走も5回目になり終盤に差し掛かった。行仙荷揚登山口から登ること1時間足らずで立派な行仙の宿に到着。一息入れて行仙岳を往復する。雨上がりで空気が澄んでいて南奥駈の山々が遠望できた。小屋は、槇ストーブがあり快適で日本一の避難小屋だと思った。(M.Fuj.) 
 
《コースタイム》 新宮山彦グループ行仙小屋荷揚登山口(10:37)〜水場(10:52/57)〜浦向道出合(11:15/24)〜佐田辻・行仙岳山小屋(11:44/12:49)〜▲行仙岳 (13:21/36)〜行仙岳山小屋(13:59)
   

@赤い鉄梯子の行仙荷揚登山口
 
 
 

 A登山道脇の豊富な水量の水場

B落ち葉の山道が足に気持ち良い
 
 
 

C佐田辻・行仙宿に到着
   
 
 D青空に映える紅葉
   
   

E行仙岳へ空身でのんびり向います
 
 
 

 F伝説の行者、実利を祀る秘所、継の窟へ下る目印

 G行仙岳到着。前回の終了点、これで繋がりました
 
 
 

H行仙岳までの稜線、
転法輪岳から倶利迦羅岳を地図で確認
   

I囲炉裏を囲んで「まったり」と時間を過ごす
 
 
 

 J囲炉裏で夕食の準備
   
   

B 笠捨山東峰より北方を望む:左奥はるかに釈迦ヶ岳と孔雀岳、
中央にはほぼ一直線に、白い電波塔のある行仙岳、転法輪岳、
さらに大普賢・小普賢・日本岳の三兄弟が並ぶ
(画像にマウスをあてると山名が表示されます)
   
10/30の軌跡図
(図中の番号・記号は掲載写真に対応しています)
 
 
◆10月30日(日) 快晴
さぁ、今日は笠捨山をめざし地蔵岳、香精山を経由し21世紀の森まで歩く予定。笠捨山の急登、地蔵岳の鎖場、貝吹金剛付近の激下りと難所も多いルートなので慎重に歩む。しかし、天気も良好、すばらしき青空のもと南奥駆の魅力を満喫できた山行でした。 (A.Sug.) 
 
   
《コースタイム》 行仙岳山小屋(06:45)〜P.1,246(8:03/15)〜▲笠捨山東峰(8:47/51)〜▲笠捨山西峰(8:54/9:14)〜葛川辻(9:46)〜▲槍ヶ岳(10:04)〜▲地蔵岳(10:30/39)〜▲東屋岳(11:33/58)〜香精山北の肩・送電線下 (12:29/38)〜▲香精山(12:42)〜貝吹金剛(13:15/25)〜古屋宿跡 (14:11)〜21世紀の森(14:41)  
   

@美しい朝焼け、快晴になりそう
 
 
 

A稜線から北西方向、高い空に秋のうろこ雲
巨大な奥・中・南八人山の山塊が陽光に浮かび上がる

B笠捨山まで少しづつ高度を上げていきます
標識を右へ行けば、電源巡視路:
笠捨山を捲いて葛川辻に達します
 
 
 

C緩やかな稜線に優しい朝のひかりが・・

D稜線の南東方、熊野灘が輝いています
 
 
 

EP.1,246に向かって、紅葉の中をさらに進みます

FP.1,246で一息
笠捨山が見えてきた
 
 
 
 

 G稜線がくっきりと美しく見える
右手に茶臼山、奥は熊野灘

H笠捨山頂上(西峰)
 
 
 

I南奥駈道の多くの標識は、
新宮山彦グループの方が設置して下さっています
 
   

J槍ヶ岳手前の鞍部から北の展望:少しづつ紅葉が始まっています
右に転法輪岳、中央最奥に釈迦ヶ岳と孔雀岳
 
   

L険路の途中、こんなに美しい紅葉が出迎えてくれました!!
   

K槍ヶ岳 名前通り‥とんがっていますね
 
 
 

M地蔵岳への登り、少し険しくなっています 
   

N地蔵岳からの下りの鎖場、2本ある鎖のうち1本は荷物専用です
 

O鎖場が続きます 
   

P香精山から、これまで歩いた山並みが見える:
右端が笠捨山、中央が今苦労して下ってきた地蔵岳
 
 
 

 Q貝吹金剛へ向けて檜の森を急降下

R古屋宿跡の分岐、右へ下れば
21世紀の森まであと少し
 
 
 

S楽しかった!! 南奥駆縦走を記念して
   

コメント:M.Fuj.(10/29) & A.Sug.(10/30) / キャプション:M.Ima.(10/29) & M.Noj.(10/30)
GPS記録:S.Kam. / 撮影:A.Sug. & S.Kam.
編集:T.Fuj.


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