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受講者8名(西大和4・奈良ハイク4)/講師3名(西大和1・奈良労山2).
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主稜線小ピークで現在地確認を行う受講生 |
2017年度県連初級登山学校最終実技山行。主テーマは「雪山登山」ながら、この1年間の学習の総括として、計画段階から受講生で役割りを分担して準備の上実施。県連教育部では過去2回大日ヶ岳を通過する山行を行なっているが、今回はこれまでとは逆のコースを選択。ヴァージンスノーに覆われたノートレースのフィールドで、下山に正しいルート選択が必要な、まさに読図力が試される、いかにも最終研修にふさわしい内容となった。
これをもって、過去8年に亘って続いた本登山学校にひとまず終止符が打たれる。この間の修了生が、さらにいっそうの研鑽を積んで、またどのような形であれ、今度は彼らが後進を導く日が来ることを願ってやまない。(T.Fuj.) |

曇り時々雪、のち晴れ
※2月4日(日)は山行を行わず、温泉入浴と郡上八幡観光とした
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《コースタイム》(A班)
高鷲スノーパークゴンドラ乗り場(09:52)=ゴンドラ頂上駅(10:01/18)〜〈この間歩行練習〉〜大日ヶ岳山頂(11:56/12:21)〜〈この間ラッセル訓練〉〜下山道尾根分岐P.1273(16:01/17) 〜登山口(17:35)〜宿舎(17:50)
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高鷲スノーパークのゴンドラに並びます
ボーダーたちの視線がちょっと痛い!
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ゴンドラを降り、出発後ほどなくして
深雪の行軍が始まります
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すでにホワイトアウト寸前の気配・・・先を行くのは大阪労山の初級雪山教室メンバー
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青空も美しいけれど、雪山はやはり地吹雪に煙るこの風景こそ本物・・・
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正午には全員が大日のピークに到着
今年は雪が深く、ピークを表す石柱も
僅か上の二文字「大日」が見えるだけ
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石柱だけではピークの確認にはなりません。
地図が示す複数の尾根を
受講生が二手に分かれて確認に向かいます
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昨年の実技山行時の山頂
雪の上に出ている石柱の長さが
全然違いますね
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更に一昨年の雪山講習会時の山頂
こんなにいろいろなオブジェがあるのですが、
今年は全部雪の下です
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ここ大日ヶ岳山頂から叺谷(かますだに)へは、バックカントリースキーヤーが多い
谷底へ向けてシュプールのまだら模様が・・・
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山頂直下でのラッセル訓練を終えたA班
後方では、大阪労山のメンバーが
雪洞訓練中です
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先行したB班のトレースを避けて、
A班メンバーが出発。
下りとはいえ特に先頭は脚力を消耗します
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青空が広がってきました
霧氷が映えます!
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小ピークで現在地確認を行うA班メンバー
これがなかなか難しい!
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ノートレースのルートを進むB班メンバー
尾根が広いため、コンパスでの方向確認が必須
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B班のトレースを外して進むA班メンバー
疲れた脚を休める・・・まだまだ先は長い
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下山ルート上で唯一名前のついた地点である「一ぷく平」
しかし、尾根が広く、顕著な地形も見られないこの地点を特定するのは容易ではありません。
因みに、登山学校の山行では、教育的趣旨から
この手の標識を現在地特定の根拠に使うことは認めていません
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すでに日暮れ時刻、
ようやく登山口まで下りました
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今夜の宿は設備の行き届いたロッジ
夕食の乾杯です
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講師三名を鬼にしての豆まき
このあと朝方まで飲んで食べて・・・
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一夜明けて出発時の記念撮影
この日は温泉に入って美味しい物を食べて・・
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GPSデータ:M.Kur.(奈良ハイク). / 撮影:E.Sug., A.Sug.(奈良労山), M.Kur.(奈良ハイク)
コメント・ 画像キャプション:T.Fuj.
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