自主山行 屋久島 宮之浦岳1,936m・永田岳1,886m      
2025年4月16日~19日(土) 晴れ 参加者3(会員外1)名 
 月に35日雨が降ると言われる屋久島。幸運にも新高塚避難小屋での夜に少し雨が降っただけで、天気に恵まれて宮之浦岳、永田岳、縄文杉をはじめ、巨岩が点在する山々、悠久の森を巡ってきた。
 遠征1日目と4日目(最終日)の2日間は奈良と屋久島間の移動で終わる。
 
★登山1日目(遠征2日目)/4月17日(木) 
 【コースタイム】淀川登山口(06:07)~淀川小屋(6:57/7:30)~花之江河(9:05)~投石平(9:55)~宮之浦岳(11:50/12:13)~ザックデポ地点(12:46)~永田岳(13:56/14:15)~ザックデポ地点(15:15)~平石展望台 16:03~新高塚避難小屋(18:00)
 淀川登山口から深い森を徐々に高度を上げて、日本最南端の高層湿原、花之江河に着くといよいよ森林限界超えまであとわずかである。投石平で視界が広がり、巨岩が点在する山が連なる。最南端の日本百名山の宮之浦岳に登頂するも、大展望が得られるはずの山頂は残念な事にガスの中。次の永田岳では天気が回復し、展望が広がり眼下には海も見える。
屋久島で奥岳と呼ばれる二山を制覇する事ができた。(本日の総活動時間/12時間)

豊かな自然 水場が沢山ありました

登山口出発 宮之浦岳に向かいます

歩きやすい登山道です

朝食です 温かい飲み物が美味しい

大きな白骨樹? が沢山ありました

花之江川 夏の表情も見てみたい

植生が変わり、名もない大きな岩も至る所に

栗生岳到着 頂上は大きな岩

また登ります

ヤッター 宮之浦岳登頂 眺望は・・・

次は永田岳へ 雲が取れてきました

ザックをデポして登ります

気持ち良く登っています

ヤッター 永田岳登頂 お借りしたカードを持って

山頂からの眺めは最高

あちらこちらに雪渓が残っています

大きな杉林の道を進みます

新高塚小屋に到着

知り合いになった外国の方と一緒に
★登山2日目(遠征3日目)/4月18日(金) 
【コースタイム】新高塚避難小屋(6:40)~高塚避難小屋(7:54)~縄文杉(8:04/24)→大王杉(9:00/14)~ウイルソン株(9:58/10:13)~大株歩道入口(10:40/11:05)~三代杉(12:16)~小杉休憩所(12:56/13:23)~荒川登山口(14:15)
 小屋を出てすぐ屋久鹿に出会う。そして次は待望の縄文杉。威風堂々、他を圧する存在感である。木道、階段など非常に整備された登山道を、夫婦杉、大王杉、ウイルソン株、翁杉やシャクナゲ、ヒメシャラ、苔むす岩や杉の切り株などを見ながらおりていく。トロッコ道に変わってからも仁王杉、三代杉と古代杉が続く。明るい林の中をいくトロッコ道は長い。安房川にかかる鉄橋もいくつも渡って、ようやく2日間の山行が終了し、荒川登山口に無事ゴール。(本日の総活動時間/約7時間半)

白い尻尾がかわいいヤクシカの子ども

木道が整備され歩きやすいです

推定樹齢2170~7200年の縄文杉

他の植物が着生し新たな植生が広がっています

何千年かかけて成長したのですね(夫婦杉)

ハートの光を浴びて幸せです(ウイルソン株)

長~いトロッコ道の始まりです

まだまだ続きます

3千数百年命が受け継がれている三代杉

綺麗な景色が疲れを癒やしてくれます

昔使われていた物でしょうか
キャプション:H.Sae./記録・撮影・GPS記録・軌跡図:Yo.Oka.HP編集:S.Kam./リーダー:M.NKO.
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