西大和山の会 2017年度山行報告

 県連初級登山学校実技山行(テーマ:天候判断)
奈良北部 矢田丘陵
 2017年6月10日(土)晴れ
 参加者:計12名(西大和 5//奈良労山 2/奈良HC 4/こぶし 1)

68日に実施した座学「天気図の見方」を受けて、実際のフィールドに出ての天候判断実技。予め、数日前からの天気図をもとに大まかな天候の推移をつかんだ上で、当日は野外にて、日照、気温、風向・風力や様々な雲の形など目の前の「気象現象」をもとに天気動向を判断する試みを行った。文字通り、雲をつかむような体験であったが、これを将来活かすには日々空を眺めつつ経験を積むほかにないであろう。午後からは、「矢田山遊びの森」の芝生広場にて、ツエルト設営や、最新のツエルト型テント、そして伝統的な冬山用テントの紹介など、実物に触れての体験を行った。
 
《コースタイム》近鉄南生駒駅(9:25)〜さつき台住宅南・生駒市道橋梁下(9:55/10:05)〜矢田山登山道入り口(10:19)〜矢田丘陵稜線出合〔天候判断実技〕(10:32/11:38)〜榁ノ木峠(11:42)〜子笹ノ辻(12:02)〜三角点331.8付近(12:08/12)〜「矢田山遊びの森」森の情報館〔昼食〕(12:37/13:18)〜芝生広場〔ツエルト設営・テント紹介〕(13:20/16:06) ※ここで解散


矢田丘陵への登山道

現在地確認に便利な送電線の鉄塔 

矢田丘陵の稜線から、生駒山(右)、鬼取の集落へ向かう道(中央)、更に暗峠(左)を望む。空はほぼ快晴で微かに巻雲が浮かぶ。爽やかな西風のおかげで暑さを忘れた。

天気図を見ながら天候判断の実習

実習を終えて榁ノ木峠へ向かう

(くらがり)奈良街道の要所、榁ノ木峠
古道はいま、国(酷)道308号線

わずかに国道を西進してのち、
再び稜線の登山道へ
 

子笹ノ辻へ向かう遊歩道 

三角点調査のあと「遊びの森」へ

昼食後、芝生広場でツエルト設営
ストックを使って張る方法

ツエルトの様々な使い方を
具体的に説明

被るだけなら5人入れた
しかしこの状態で何分耐えられる?

超軽量ツエルト型テント
1人ならゆったり

 定番!エスパース3人用
冬山対応の様々な工夫がみられる

エスパースも時代の流れで
今やワンタッチのフライが標準

写真撮影:M.Kur.(奈良HK)
記録・コメント・キャプション:T.Fuj.
 
 
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