1日目(8/10):快晴のち一時曇り
 上高地〜横尾〜涸沢小屋

梓川の向こうにまだまどろんでいる岳沢 
 
《コースタイム》 西糸屋山荘(6:18)〜河童橋(6:20)〜明神橋(7:26/32)〜明神館(7:34/41)〜徳沢園(8:31/40)〜横尾山荘(9:38/58)〜本谷橋〔昼食〕(11:05/45)〜涸沢ヒュッテ・涸沢小屋分岐(13:45/14:05)〜涸沢小屋(14:23)
 
◆上高地から梓川の清流を見ながら横尾山荘までハイキング気分で歩き、横尾からは針葉樹林帯の登山道を、上空に穂高連峰のパノラマを仰ぎ見ながら、ゆっくりとしたペースでSガレ、涸沢カールを回り込みながら、涸沢小屋に到着しました。(H.Hay.)
 

朝5時半にも関わらず、賑やかな上高地バスターミナル 

下山後の宿、西糸屋山荘に荷物を預けて出発です
 

明神池はまだ朝の静寂

でも、お猿さんたちは、すでに朝食に大忙し
 
穂高神社奥宮のある梓川右岸から、明神橋を渡って徳本峠分岐へ向かいます。ふり返れば明神岳(第V峰)。かつて上高地の入口であった徳本峠を越えてきた人々は、ここで神々しい明神岳はじめ穂高の山々を眺め、思わず手を合わせたのでしょう。上高地とは「神降地」とのことで、穂高山系の山々を崇め祀る聖地だったんですね。 
 

徳沢の手前より、西方向:
右側に屏風岩、その奥に前穂高岳、その左に明神岳、さらに左へ明神第II, III, IV, V峰が並ぶ 

横尾は、涸沢と槍ヶ岳、蝶ヶ岳への道の分岐。そして有名な「遭難掲示板」!遭難事故が起こった地図上の場所に「XX月XX日、XX歳男性、滑落」などと記された紙片が張り付けてあります。決してここに掲示されることのなきように、と気を引き締めるひと時・・・

横尾大橋を渡れば、いよいよ涸沢への登山道が始まります。橋の左手後方には屏風岩が聳えています。 

 本谷橋までは斜度がほとんどない登山道が続きます。進むにつれ、屏風岩が少しずつ姿を変えていきます。
 

横尾谷の奥に北穂高岳が姿を現しました 

本谷橋到着。ここで沢の右岸に渡り、大休止 
 

本谷橋からしばらくの急登、いよいよ涸沢カールが見えてきました 
 

緩やかな傾斜を登って、少しずつ涸沢に近づきます
奥には前穂高岳が見えています 
 

涸沢ヒュッテと涸沢小屋の分岐。あと少し!
今日の泊まりは涸沢小屋です
 
   

涸沢岳や奥穂高岳を遠景にして、
涸沢小屋とテント場が見えてきました
 

涸沢小屋の右側が北穂への登山道になっています。
背後の涸沢槍がかっこいい!
 
   

小屋前のテラスにて、前穂北尾根を背景に記念撮影  

中ジョッキと枝豆のセットで1,000円です 
   

アーベント・ロートは見られませんが、
前穂だけが西日を浴びて金色に輝いています 
 

涸沢ヒュッテ側から小屋を眺めます。背後には北穂が
聳え、キレットから南岳方面の稜線も見えます
 
 
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