3日目(8/12):晴れ一時曇り 
穂高岳山荘〜 ▲奥穂高岳(3,190m)〜
紀美子平〜▲前穂高岳(3,090.5m)〜
紀美子平〜岳沢小屋〜上高地

奥穂高岳山頂よりジャンダルム、西穂高岳方面。左奥には焼岳 
 
《コースタイム》 穂高岳山荘(5:39)〜奥穂高岳(6:45/7:00)〜最低コル(8:26)〜紀美子平(8:54/9:00)〜前穂高岳(9:33/9:50)〜紀美子平(10:15/10:32)〜岳沢パノラマ(11:40)〜岳沢小屋(13:25/14:08)〜風穴(15:24)〜岳沢登山口(16:08)〜西糸屋山荘(16:25)
 
◆山荘の脇から岩場に取り付き、奥穂高への急登が始まる。紀美子平への吊り尾根は、トラバースや長い鎖場があり気を抜けないが展望が素晴らしい。前穂高岳山頂からの360度パノラマは、いつまでも眺めていたいほどだった。岳沢を経て登山口までの下りが、予想以上に長く厳しく感じた。(T.Fun.) 
 

今日の朝日は常念岳の右から昇ります 

装備を整えて出発、まずは小屋前のハシゴ場へ
 

ハシゴと鎖を登って一気に高度を上げます

さらにもうひと登りで槍が見えました
 

ここで一服、あとは奥穂までダラダラ登りです

早朝の岩屑道をたくさんの人が奥穂へ向かいます
   

奥穂高岳山頂の祠到着、人が多いので
順番に交替で記念撮影をします

涸沢小屋、穂高岳山荘で2晩ともに
一緒だったパーティーに再会
   
今日も晴れて、槍までの稜線がくっきりと見通せます
 
南東方には雲海に浮かぶ富士山、南アルプスの甲斐駒ヶ岳と北岳
日本第3位の山頂から、日本の1位と2位を眺めます
 


 奥穂山頂からは、かなりの登山者が西穂への稜線方面に向かっていきました。私たちは吊尾根へ。
かつてウェストンが登った際の到達点、南稜ノ頭を過ぎると、ルートはスラブ状になった岩場を急降下。
岩面はフリクションが効き、斜度は低く、高度感もありませんが、それでも下りは緊張します。
 
 掌のような形をした不思議な岩の向こうに、岳沢から上高地の広大な展望。
上高地をはさんで右に焼岳、左に霞沢岳、中央最奥には乗鞍が悠然と翼を広げ、さらにその左背後に御嶽。
 

吊尾根後半、トラヴァースが続きますが、
危険なところはありません

紀美子平へ向けては前穂への稜線を離れ、
岳沢側をトラヴァース。その先に明神岳の鋭鋒が
   

吊尾根で一番気を遣うところ。
でも、写真ほどの高度感はありません。

スタンスも多く、しっかりしていますが、
やはり下りでは見えにくいので慎重に進みます 
   

紀美子平に到着です
前穂へは2名がパス、残り3名で往復します。

今回初アルプスの彼女、岩稜を楽しんでいますね
今後が期待されます 
   

本会最若手のホープ、身軽です

前穂高岳山頂にてポーズ 
   

西穂へのかっこいい稜線を背景に

奥穂からロバの耳を背景に 
 
 
 槍までの縦走路と大天井方面のパノラマ
 
前穂山頂直下、前穂北尾根を登攀するパーテイー
 

紀美子平からは重太郎新道を下ります
逆スラブ状の岩を長い鎖で降り切ったあたり

斜度は決して高くありません。後ろ向きに降りると
確実ですが、時間がかかりますね
   
岳沢パノラマ付近から雷鳥広場、さらに前穂方面を見上げたところ
 

岳沢パノラマから下はふたたび斜度が高くなります 

逃げずに足元にまとわりついてくる蝶たち
   

 最後の長い梯子、まだまだ気が抜けません

まさに岳沢に向かって下ります 
   

ようやく岳沢小屋到着。 2009年に開業した小さな小屋
まだ新しいですね

またまた再会した例のパーティーの皆さんとともに
記念撮影です 
   

岳沢と上高地の中間地点
自然のクーラー風穴にて。本当に涼しいです! 

 上高地まで下りてきました
岳沢小屋からがとてもとても長かった!
 
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