自主山行 南アルプス 塩見岳〜北岳縦走 
2021年8月1日(日)〜8月5日(木) 参加者6名
 ★ 8月1日 佐味田川駅(5:00)⇒赤嶺館〔泊]
 ★ 8月2日(晴れ) 赤嶺館〜鳥倉登山口〜三伏峠〜本谷山〜塩見小屋  

 念願の塩見岳に向かって
【コースタイム】鳥倉登山口(6:00)〜三伏峠(9:33)〜本谷山(10:57)〜塩見小屋(13:32)
 登山口よりひたすら上りが続く。時折、細い丸太の桟道があり慎重に行く。兜型の塩見岳の稜線が見えた時は感動した。段々近くなる山容に見とれ、長い縦走の始まり、恐れと頑張ろうという気持ちが半々だった。

車で韮崎駅へ、JRを乗り継ぎ伊那大島駅到着

ジャンボタクシーにて鳥倉登山口へ

本来の登山口、さぁー登山開始です

晴れてきだし、新緑と空の青さの輝き

崩れかけた木段を登る

三伏峠小屋にて

三伏峠から塩見小屋に向かってGO・・

塩見岳が大きくなってきました 

やっと塩見小屋に到着しました

ここちよい風青空の下で早速祝宴デス!!

明日登る塩見岳を背景に男性3人

!! 会のマドンナ3名デス!!
 ★ 8月3日(霧雨のち晴れ) 塩見小屋から農取小屋まで長い縦走路を行く 

農鳥小屋より夕暮れの富士山
【コースタイム】塩見小屋(6:10)〜塩見岳西峰(7:31)〜北荒川岳(9:56)〜新蛇抜山(11:19)〜安倍荒倉岳(12:39)〜熊の平小屋(13:12)〜井川越(13:44)〜農鳥小屋(17:05) 
 霧雨の中を出発し、岩稜帯を行き塩見岳に登頂した。霧も晴れしばらく気持ちの良い稜線歩きを楽しんだ。樹林帯に入りシラビソ、ダケカンバ、苔類などの南アルプスの緑に癒された。熊の平小屋で水を補給し生き返る。後半の井川越〜三国平〜農鳥小屋までのジグザグ道の登りとアップダウンには閉口した。途中の熊の平小屋休業のため、長い道のりの一日となった。

小雨降る中、出発しました

塩見岳直下の岩場を登ります 

塩見岳東峰に到着!! 

長い長いガレ場を下って行きます

ガレ場をやっと下ったところで雷鳥の姿の岩

晴れてきました、遠くに間ノ岳が見えます

稜線を迂回しながら青空の下を行く

竜尾見晴

熊ノ平小屋に到着、やれやれ・・・

熊ノ平小屋の水場にて補給します 

農鳥岳への分岐にて休憩タイム 

トラバース気味に岩場を下っていきます 

下れば、次は登りの繰り返し

最後の登りを気力を振り絞り、兎に角登る

遂に登り終えた・・・疲労困憊です!! 

遂に農鳥小屋に到着デス!! 
 ★ 8月4日(晴れ)  農鳥小屋〜間ノ岳(3189m)〜北岳(3193m)〜北岳肩の小屋
 
中白根山を越えて北岳を目指す
【コースタイム】農鳥小屋(5:05)〜間ノ岳(7:20/7:50)〜中白根山(9:20/9:35)〜北岳山荘(10:10/10:50)〜北岳(12:40/12:50)〜北岳肩ノ小屋(13:30) 
 前日が長時間の行程だったので、農鳥岳は登らずゆっくり北岳を目指す。間ノ岳からは昨日歩いた塩見岳からの稜線が見え、北岳では360度の大パノラマの眺望を楽しむ。南アルプスの山々はもちろん、北アルプスの槍ヶ岳、穂高岳、乗鞍岳、御嶽山等眺めることが出来た。雄大な大自然に身を置き贅沢な山行となった。

朝焼けの中を出発

赤く染まりつつある富士山 

白根三山の一つ農鳥岳

北岳から塩見岳、荒川岳、赤石岳、光岳へと連なる大縦走路

間ノ岳の広い山稜を登る 

富士山をバックにポーズ 

標高3位の間ノ岳山頂

標高3055mのなだらかな中白根山

南アルプス北部の名峰、仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳、北岳を望む

北岳の堂々たる雄姿

北岳山頂まであともう少し

北岳山頂 !

北岳肩ノ小屋を目指して下る 

北岳肩ノ小屋に到着 

眼前に鳳凰三山を望む 

狭いところに幾種類もの美しい花
 ★ 8月5日(晴れ) 北岳肩ノ小屋〜広河原登山口 

遠くに八ヶ岳を見ながら広河原に向かって下山する
【コースタイム】肩の小屋(5:00)〜右俣コース〜大樺沢二俣(6:50)〜白根御池小屋分岐(8:55)〜広河原インフォメーションセンター(9:25) 
 壮大な山並みを脳裏に収め、最後の行程は右俣コースをたどり広河原登山口まで下山した。途中見渡す限りのマルバダケブキ(丸葉岳蕗)の群生地が広がり心も和む。広河原インフォメーションセンターに到着した時は無事長い縦走路を踏破出来たことに安堵し、全員でガッツポーズの記念撮影!!南アルプスを思いっきり堪能し達成感を味わった山行が終了した。

快晴の中を早い出発、勿体ない!

朝日を受けながら歩く 

舗装路を横切って小太郎尾根分岐

富士山が少しずつ小さくなる 

眺めの良い稜線とももうお別れ

マルバダケブキの群生

右俣コースをどんどん下る

可憐に咲いているシモツケソウ 

大樺沢二俣、雪渓が少し残っている 

大樺沢の上流、空の青さと木々の緑が鮮やか 

 豊富な水量の渓流

白根御池小屋分岐 

つり橋を渡ればすぐ広河原

広河原のバス停に到着、お疲れ様でした!
 記録:R.Iwa.・N.Has./撮影:T.Shi.・E.Sug.
キャプション:T.Shi.・E.Sug./HP編集:A.Nag./リーダー:M.Noj.
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